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社長ブログ

2009.03.04|社長ブログ

喫煙考

こういう話をすると、非難の嵐が来るかもしれないと思いつつ、・・・

 

ある80歳になる老人がいらっしゃる。老人と言えば失礼かもしれない。

80歳になってなお、過去の自分よりも今の自分が素晴らしい、今の自分より明日の自分が素晴らしい、と平然とおっしゃる、まさに尊者である。

 

ある日、喫煙の話になった。

私も、その方も煙草を嗜むのであるが、私が、「禁煙しようと思う。」というと、

尊師曰く、

「井上君、禁煙なんて偉そうに言うことではない。君はどこか体が悪いのか? 何か悪い事でもしたのか?」

「・・・・・」

「煙草は嗜好品だ。法律を犯しているのか。エチケットは守らねばならぬ。しかし、煙草を吸うことは恥ずかしいことではない。酒と同じだ。世の中、煙草を吸えない場所がいっぱいできたが、それだったら、煙草を吸わねばならない場所があってもよいくらいだ。」

「・・・・・」

「煙が嫌いな人の前で吸うのは良くないが、体に悪いというのは本当なのか? もしそうなら、法律で禁止されるべきだ。そうは思わないか?」

尊者の言葉は迫力があり、妙に筋が通っているように感じる。(100%賛成しているわけではありません。)

「おまけに、煙草は近頃はやりの天然の材料だ。」

そこまで言うと屁理屈に感じなくもない。

「井上君、良いことを教えてあげよう。キンエンといってもいろいろあって・・・・」と、書いて下さったのが、この写真である。

なるほど! 確かにキンエンにもいろいろある。

「近煙」は、愛煙家であってもはなはだ迷惑。

「禁煙」に抵抗して、何も「勤煙」することはない。

「擒煙」となると、カウンセリングが必要だ。

「欣煙」家にとっては、エチケットを守って堂々と「矜煙」宣言したいものだが、時代の流れには逆らえないか。

私は、「謹煙」宣言、健康も気になるので「僅煙」もすることにしよう。

 

ごちゃごちゃ言わずに「禁煙」しろって?

せっかくの「近縁」、そう目くじらを立てなさんな!!

 

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