CBS機械設計事業では、発電用ガスタービン・蒸気タービン、ゴミ焼却プラント・水処理プラントなど、MHI(三菱重工)グループ・KOBELCO(神戸製鋼所グループ)様からの大型機械装置やプラントの3D設計を行っています。
プラント設計においては、一般的には別々に行っている機械設備設計とプラント建物設計とを一体化し、まとめてデータ化することが可能です。
弊社は、ごみ焼却設備や水処理設備といった公共インフラから、民間の工場設備、国内大手プラントメーカーのプロジェクトまで、幅広い分野のお客様に「3D設計」サービスを提供しています。
3Dモデルに時間軸を加えた「4D設計」や、コスト要素を含む「5D設計」といった先進的な設計手法にも対応しています。
また、作成した3Dモデルを活用し、2次元図面の作成、重量や材料の正確な集計、構造全体や部材の強度解析なども行っています。
環境プラント、発電プラント、化学プラントなどの全体3D設計に対応しています。
また、通常は別々に行われる機械設備と建物の設計を一体化し、統合された3Dデータとしてご提供することで、設計品質の向上と作業効率の最適化を実現します。
発電用ガスタービン・CDQ用ボイラー、バグフィルターなどの産業設備・機械装置の3D設計を手がけています。
また、日本の機械・プラントメーカーがベトナムのローカル企業で装置を製作する際には、品質管理や進捗管理(Expedite業務)にも対応可能です。
CBSでは、プラント建屋(建築)と機械設備の設計をワンストップで対応する体制を構築しています。
通常は分離発注されるこれらの設計業務を、BIMを活用して統合的に進めることで、設計整合性の向上と手戻りの削減を実現。
また、1社で建築・設備双方のBIMモデルを管理できるため、設計調整や変更への対応もスムーズ。
EPCコントラクター様にとっての発注・進捗管理の簡素化と、プロジェクト全体の効率化に大きく貢献します。
CBSでは、「トップダウン設計(構造全体のスケルトン作成)」と「ボトムアップ設計(3Dパーツを組み合わせる従来手法)」
を組み合わせたハイブリッド設計手法を導入しています。
重要な部位にはスケルトンを用いることで、構造の整合性や設計意図の可視化を実現。
一方、汎用的な部品は効率的に組み合わせることで、スピードと品質を両立しています。
この柔軟なアプローチにより、流用性の高い設計データや、設計変更への高い対応力を可能にしています。
弊社CBSは、長年の実績に裏打ちされた信頼性、業務全体を俯瞰できる高い技術力、常に時代を先取りする先進性、そして大規模・短納期案件にも対応可能な柔軟な体制を強みに、数多くのプロジェクトに貢献してまいりました。
お客様にとって最適なパートナーであり続けるために、私たちは単なる設計業務にとどまらず、課題解決と価値創出に向けた提案を行っています。
CBSには、機械設備・プラント・建築分野に精通した日本人スペシャリストが在籍しています。 これまでに、三菱重工グループや神戸製鋼所グループをはじめとする大手企業が手がける工場設備を数多く担当してまいりました。 長年にわたる実績と技術力により、継続的なご依頼をいただいています。
CBSでは、NAVISWORKSにより、機器(INVENTOR)、配管(AUTO CAD PLANT 3D)、鉄骨(ADVANCE STEEL)を統合することで、プラントの完全3D化が可能です。
また、CBSグループ内の建設設計部門とも連携し、通常は別々に行われる機械設備の設計とプラント建物の設計をまとめてお任せいただけるため、複数業者への発注が不要になり、発注の手間やコストを大幅に削減できます。
CBSでは、3Dモデルに時間軸を加えた「4D設計」や、コスト要素を含む「5D設計」といった先進的な設計手法にも対応しています。
たとえば、組立工程のシミュレーションや、構造・機構の動的検証、さらにコスト見積もりの可視化といった提案が可能です。
これにより、プロジェクト全体の進行や予算管理をより正確に行うことができ、お客様の意思決定を強力にサポートします。
CBSでは150名以上のベトナム人技術者が在籍し、大型案件や短納期のプロジェクトにも柔軟に対応可能な体制を整えています。
技術者の多くは、ベトナムのトップクラスの理工系大学を卒業した若手人材で、日本国内では確保が難しいレベルの技術力・人材数を確保しています。現地拠点では日々3D設計技術の研修を行っており、実践を通じて常にスキルを磨き続けています。
CBSの機械設計事業は、日本国内外のグループ会社が連携し、確かな技術とスムーズな進行を実現しています。
各社の役割分担を明確にしながら、お客様とのやりとりから設計業務までを一貫して対応できる体制を構築しています。
お打ち合わせやヒアリングなど、お客様との最初の接点は株式会社CBS(CBSジャパン)が一括して対応します。ご要望や仕様に関する情報を正確に把握し、プロジェクトの窓口として責任を持って対応します。
CBSジャパンは、同グループ会社である株式会社ヤマセエンジニアリングに対して業務を委託し、商務条件や技術仕様の確認を実施します。ここで技術的な整合性を丁寧に精査します。
ヤマセエンジニアリングは、ベトナム拠点である株式会社CBSベトナムに技術仕様を共有し、見積もりを作成します。
お見積書はCBSジャパンからお客様に提出します。
正式受注後、CBSジャパンはCBSベトナムに対して業務を委託し、3D設計・図面作成などの実務を進行。
日本側で技術支援・品質確認を行いながら、納品までを一貫して管理します。
また、プロジェクトの進行中は、CBSベトナムのリードエンジニアがお客様のエンジニアチームと直接やりとりを行います。日本語通訳者が常駐しており、日本語でのコミュニケーションもスムーズに対応可能ですので、安心してご相談いただけます。