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ベトナム情報
ネガティブクエスチョン
1.賃金の上昇
ベトナム人の賃金上昇によるコストアップ
2007年〜2008年のホーチミンでの賃金上昇率は8〜9%、物価上昇率も、2008年3月の現地ニュースでは、ホーチミンで10〜15%の上昇が伝えられています。
発展途上国の安い労働力だけに目を向けた事業活動であれば、これは近い将来、限界が見えてきます。
当社では、ベトナム人の創意工夫の精神と挑戦心、向上心に目を向けた事業運営を行っています。賃金は、まだまだこのままの勢いで上昇するでしょうから、5年後には、現在の1.5倍かそれ以上になるでしょう。しかし、その分、業務効率を1.5倍上げることを目指せばよいわけです。
不足する日本の労働力に代わる、特に技術者としての彼らの力に期待しています。
ベトナム人には、これが可能であると考えています。
2.定着率
より高い賃金を求めて転職を繰り返さないか
これはベトナムに限った課題ではありません。
しかし、ベトナム人は、日本人とよく似た考え方を持っています。働くということは、収入も大切ですが、自分自身の将来の夢への実現可能性であったり、職場の仲間や経営者との人間的な繋がりも大切にします。
やりがいがあり、良い雰囲気、良い環境を持つ、誠意ある会社であれば、定着率は高く安定しています。当社では、この3年間、特別な事情がなく辞めていった従業員は居ません。
当社は、現地法人の組織は社長以下、全てベトナム人によって構成し、コミュニケーションをとりやすいしくみを作っています。また、社員旅行やクラブ活動も積極的に行っています。従業員の考えを聞く場を設けたり、日本への出張や駐在の機会も与えています。
3.管理
ベトナムでは管理職の不足が課題
ベトナムは平均年齢が25歳以下という若い国で、管理職層の確保が非常に難しくなっています。当社では、ベトナム法人の組織を全てベトナム人にて運営し、日本人駐在員はそのサポートという位置づけにしています。ベトナム人の社長には、経営者としての訓練をするために経営者塾に、また、管理職候補者には、マネージメントコースを外部機関にて受講させています。組織運営に対する主体性を持たすことと、専門教育を行うことにより管理者の育成に努めています。
4.個人主義
ベトナム人は個々の能力が高くても、チーム全体の能力を上げようという教育が不足しているように感じます。当社では、チームによる業務活動を教育するための小集団活動や、週末勉強会などを行っています。また、新入社員一人に、一人の先輩を付けて、責任を持って指導させる体制をとっています。さらに、サッカーチームを作り、サッカーを通じたチームプレーの大切さを教えています。
5.停電
ベトナムでは、急激な電力需要の高まりと、相次ぐインフラ整備工事のため、頻繁に停電があります。
当社では、自家用発電機を2機、事務所に設置し、停電に備えています。これにより、停電時でも業務に支障がでることはありません。
6.スト
2007年〜2008年に、特に工業団地などでストが発生しています。
賃金や処遇の改善を求めてのストライキですが、その原因は、様々です。ベトナム人は決して高い賃金だけを求めるようなことはありません。その会社内に何らかの問題があった場合や、一部の人の扇動によるものだと推察しています。ベトナム政府も、この対応施策を打ち出しています。
7.ベトナム市場への参入
ベトナム国内マーケットを狙った事業は可能か
原則的に、外国企業によるベトナム国内向けの事業を行うことはできません。しかし、2007年1月にWTOに加盟した後、段階的に市場開放に向けての計画が進められています。2009年1月には、オープンになる予定です。
8.衛生・病気
ベトナムは衛生的な国ですが、地方など場所によっては衛生状態の悪いところもあります。
注意しなければならない病気がいくつかありますが、いずれも予防が可能です。過度の心配は不要ですが、厚生労働省のホームページなどにより、特に長期滞在されるかたは情報を入手し対応が必要です。
当社では、食物などからも感染するA型肝炎の予防接種は必須にしています。
その他、動物や鳥には近づかない、生もの生水は摂取しないなどの注意を規定しています。
また、ホーチミンには外国人向けの病院もいくつかあります。
9.犯罪
ベトナムは非常に治安が良い国で、安心して旅行や滞在ができます。殺人などの凶悪犯罪はめったに聞きませんが、どこの国に行っても同様の注意を怠ってはなりません。
最近では、バイクを利用した引ったくりを耳にします。荷物は道路側に持って歩かない、肩からかけるなどの対策が必要です。
10.交通事故
ホーチミンでは毎日、バイクの洪水と交通渋滞があります。信号機が解り難く、交通ルールも徹底されていませんので、頻繁に交通事故があるようです。2007年12月から、バイクのヘルメット着用が義務付けられました。当社では、バイクに乗ることは禁止しています。短い距離でも、タクシーを利用します。タクシーは、街中では多く走っており、初乗り運賃も日本円で100円程度です。




